九州弾丸
 今回は、弾丸ツアー最長の18日間に及びます。総移動距離6,700km、愛車スパーダだけでも4,000kmを超えています。行きが太平洋フェリーで帰りが新日本海フェリーです。太平洋フェリーは早期割引が安いのと8月下旬からその期間が始まるので(新日本海フェリーは9月から)こちらを選びましたが、早期割の枠が少なくすぐいっぱいになり、結局買えませんでした。普通のウェブ割です。今思えば新日本海でもよかったかな?
 このツアーの一番の楽しみは、軍艦島ツアーでした。世界遺産認定前に予約をいれ、認定後は毎日満員だそうです。
日数 月日 曜日 走行距離 旅行地
自動車 船・バス
1 8月27日 木曜日 50.9km   50.9km 由仁→苫小牧 太平洋フェリー:仙台寄港、名古屋港
2 8月28日 金曜日   593.2km 593.2km 太平洋フェリー-:仙台
3 8月29日 土曜日 582.2km 769.4km 1,351.6km 太平洋フェリー:名古屋→津和野
4 8月30日 日曜日 209.4km   209.4km 【福岡】門司港レトロ、小倉城
5 8月31日 月曜日 234.5km   234.5km 【福岡】大宰府天満宮、海の中道・金印公園、福岡城、福岡タワー
6 9月1日 火曜日 147.9km 103.0km 250.9km 九州郵船フェリー(バス):壱岐島、【長崎】一支国博物館、【佐賀】唐津城
7 9月2日 水曜日 105.9km 40.7 146.6km 【長崎】軍艦島ツアー、グラバー園、大浦天主堂、出島、オランダ坂、諏訪神社
8 9月3日 木曜日 85.9km 231.8km 317.7km 九州商船フェリー(ジェットホイル、バス)):五島列島、【長崎】五島
9 9月4日 金曜日 223.2km   223.2km 【長崎】雲仙地獄、島原城・武家屋敷、【佐賀】祐徳稲荷神社、佐賀城址
10 9月5日 土曜日 344.1km   344.1km 【熊本】阿蘇中岳火口、熊本城
11 9月6日 日曜日 243.6km   243.6km 【鹿児島】薩摩金山蔵
12 9月7日 月曜日 79.1km   79.1km 【鹿児島】砂むし会館、西郷隆盛・天璋院像、仙巌園
13 9月8日 火曜日 303.6km   303.6km 【宮崎】飫肥城下町
14 9月9日 水曜日 349.3km   349.3km 【鹿児島】霧島神社、【宮崎】天岩戸神社
15 9月10日 木曜日 159.6km   159.6km 【大分】高崎山自然動物園、別府の地獄
16 9月11日 金曜日 349.5km   349.5km 【大分】昭和の町、中津城 →津和野
17 9月12日 土曜日 549.8km   549.9km 津和野→敦賀、新日本海フェリー:苫小牧東港
18 9月13日 日曜日 51.5km 933.4km 984.9km 新日本海フェリー:苫小牧東港
4,070.1km 2,671.5km 6,741.6km お土産の数々をご覧ください・・・
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1/18 平成27(2015)年8月27日(木曜日)】 苫小牧→仙台 太平洋フェリーいしかり乗船
 ”いしかり”は船首が開き車の出し入れを行います。車両甲板は二階だて(三階かな?)になっています。名古屋までいく車は下の階へ誘導されます。仙台下船や大型は乗った階にいるようです。
 早期割引(約半額)を狙って太平洋フェリーを選びましたが、枠が少なくすぐ売り切れてしまいます。まだ、本州は夏休み期間で時期もあるのでしょうがweb割だけなら新日本海フェリーの方が安いかな?(ただし、55歳以上ですが・・・)
 今回の部屋は和室付のツインです。一応定員は4名となっていますが、和室部分に2名寝るのはきついでしょうね!この期間になると定員の半数でも追加料金がいりません。
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2/18 平成27(2015)年8月28日(金曜日)】 仙台港→名古屋港
 翌日の10時に仙台港へ到着し、出航までの2時間50分は下船できます。もちろん車は持ち出せませんが!東日本大震災以後は下船が中止されていましたが、今年から復活したようです。イオンの看板が見えたので行ってみましたが、途中の橋桁に津波の水深が記されていました。バスの屋根より上でした。イオンの魚売り場で懐かしい”ほや”が売られていました。
 船内の様子をご紹介します。窓際にはずーっと椅子が並んでします。2等船室の方が多く利用しているようです。卓球台やバイクなどの健康器具もあります。もちろんお風呂もありさながら露天風呂のように海をみながら入浴できます。太平洋フェリーの名物はバイキング料理です。ステーキ食べ放題となっています。が、混んでいて利用しずらいですし、食べ物の種類もたいして多くありません。
 仙台港を出て少しすると僚船とすれ違います。汽笛をならしてすれ違いますが、先に鳴らすのは若い船長の方ということでした。
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3/18 平成27(2015)年8月29日(土曜日)】 名古屋港→島根県津和野
 セントレア空港の横を通過します。名古屋港へは”名港トリトン”の橋の下を通過します。ここまで来ると名古屋港もすぐです。ゼブラの巻かれた柱の間に上の階へ上がるブリッジが降りてきます。
 途中のドライブインで昼食です。ここのフードコートは自販機で食券を買うと自動で厨房へそのデータは渡され、座ってまっているとマイクで呼ばれるシステムです。食券は食べ物と引き換えです。鯖を食べてみました。
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4/18 平成27(2015)年8月30日(日曜日)】 島根県津和野→福岡:門司港レトロ、小倉城
関門トンネル(写真は海底部)をとおり門司へ向かいます。旧門司駅の周辺は門司港レトロとして保存されています。ふぐの絵が描かれているのは関門lトンネルの出入り口です。門司港レトロ展望室からみることができます。
 旧門司三井倶楽部にはアインシュタインが宿泊したというベッドルームが展示してあります。旧門司税関もレトロです。レトロラインに乗って門司を走るのも面白いです。焼カレーが名物とのことです。カレーを火で炙っているのでしょうか?城は小倉城です。内部には人形が展示されていて楽しいかぎりです。
 卵かけごはんをいただきました。380円だったかな?ただし、ご飯と卵のおかわり自由です。最高記録は16杯とか・・
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5/18 平成27(2015)年8月31日(月曜日)】 福岡:大宰府天満宮、海の中道、金印公園、福岡城、福岡タワー
 大宰府天満宮です。駐車場から少し歩きますが、左の写真人が歩いているのは車道です。中国人です。日本人は何人いるのでしょうか?マナーもあったもんじゃありません。学問の神様なのにね!
 お雛様でおなじみの右が梅、左が橘です。梅は飛梅としてあまりにも有名です。学問の神様にあやかって、するめ(?)が売られていますが、その名も”学問のするめ”だそうです。
 海の中道です。九州と道路(?)でつながっていますが、幅は道路分だけです。後漢の皇帝が授けた金印(国宝)が発掘された場所が公園になっています。福岡城は址で石垣だけが歴史を物語っています。
 福岡タワーからの展望です。ビルの後ろにかすかに福岡ドームが顔を出しています。展望室には3Dの絵が描かれています。
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6/18 平成27(2015)年9月1日(火曜日)】 佐賀:唐津城、長崎:壱岐島(一支国博物館)
 唐津東港から壱岐島に向かいます。フェリーターミナルの駐車場は有料となったようですが、自己申告制でチケット売り場で料金を支払います。出航してすぐに唐津城が見えてきます。フェリーは九州郵船の”あずさ”です。壱岐島まで1時間45分ほどです。
 壱岐島の印通寺港からは路線バスで一支国博物館へ行きますが、乗客が私たちだけだったからか、やさしい運転手さんが博物館途中にある安国寺の杉の巨木の説明をしてくれました。帰りも同じ運転手さんで、食事のおいしい寿司屋さんを紹介してもらいました。博物館には壱岐島の歴史がジオラマを豊富に展示されています。
 バスの運転手さんに教えていただいた寿司屋で昼食です。イカ丼を海鮮丼です。壱岐島は佐賀県の唐津東港から北へ向かいますが、壱岐島は長崎県です。不思議です。
 駐車場から離れています。道路の地下歩道を渡り、舞鶴公園の山の上です。有料ですが山へはエスカレーターがあります。天守閣からの眺めは抜群です。
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7/18 平成27(2015)年9月2日(水曜日)】 長崎:軍艦島、大浦天主堂、オランダ坂、グラバー園、出島、諏訪神社
 世界遺産に認定された軍艦島ツアーです。実は軍艦島が世界遺産ではなく、端島炭坑が世界遺産ということです。端島(軍艦島)には船会社3社で作った桟橋があり、この3社しか上陸ができないそうです。それも利用時間が割り振られていて、早く到着しても時間までは接岸できません。島内部も見学通路が定められいて、それ以外の場所へは行くことができません。また、上陸には長崎市に入島料を支払います。
 オランダ坂を登って大浦天主堂へ行き、そこからグラバー園へ行きます。出島へは路面電車を利用しました。
 出島は今も復元中です。住宅の展示も多くありますが、たいして面白いもんじゃありません。
 諏訪神社です。かなり長い坂を登ります。ここでお願いすると叶えられます・・・?
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8/18 平成27(2015)年9月3日(木曜日)】 長崎:五島
 五島市へは九州商船のジェットホイルぺがさすで行きます。ジェットホイルは水中翼船で時速80kmで航行します。1時間20分ほどで到着です。
 福江港近くの武家屋敷と石田城跡、五島観光歴史資料館です。資料館はお城の形をしています。映画を上映時間外にもかかわらず見せてくれました。
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9/18 平成27(2015)年9月4日(金曜日)】 長崎:雲仙地獄、島原城・武家屋敷、佐賀:祐徳稲荷神社
 道の駅みずなし本陣ふかえにある土石流被災家屋保存公園には雲仙普賢岳の土石流で埋まった家屋が保存されています。
 朝早く雲仙地獄を訪れました。近くのホテルから朝食前の見学客が浴衣のまま来ていました。
 武家屋敷には無料駐車場がありますが、隣接する公園にくるご老人に占領されています。あと犬の散歩もしていますが、いかがなものでしょうか?
 お城の応援隊というのでしょうか?妙に元気の女の子が踊っていました。少し恥ずかしいです。やたらと話しかけてきます。
 諫早湾の潮受堤防。あのもめているやつかな?祐徳稲荷神社です。階段がたくさんあります。駐車場からは少しだけ離れています。
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10/18 平成27(2015)年9月5日(土曜日)】 熊本:阿蘇中岳火口、熊本城
 火口までのロープウエイ乗り場と火口の駅です。火口からは時折噴煙が確認されます。乗り場の右から火口まで有料道路がありますが、立ち入り禁止の電光掲示板があり、ゲートは閉まっていました。ロープウエイ乗り場には大型プロジェクションマッピングで火口を見せるスーパーリングがあります。このロープウエイ乗り場の5分ほど前にもお土産売り場があり、乗馬などもありました。九州から帰ってすぐにロープウエイ乗り場も立ち入り禁止になっていました。
 熊本城は広いです。内部の展示も充実しています。絢爛豪華な襖や当時の食事なども展示されています。
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11/18 平成27(2015)年9月6日(日曜日)】 鹿児島:金山蔵
 金山蔵では焼酎が作られています。昔の金山坑道を使って熟成させているそうです。この坑道の見学ツアーがあり、案内のおじさんの説明がバツグンに面白くためになります。鳥居の左右にあるしめ縄の石の右側は日本一の金含有量だそうで、この石1個でウン千万円だそうです。
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【12/18 平成27(2015)年9月7日(月曜日)】 鹿児島:砂むし会館、西郷隆盛・天璋院像、仙巌園
 砂むし会館では砂の蒸し風呂に入ることができます。海の波打ち際に屋根があり、その下で砂に埋もれます。カメラも脱衣室に備え付けのビニールに入れて持ち込めます。砂をかけてくれる人が写真も撮ってくれます。西郷隆盛像は国道のすぐ脇にあります。撮影ポイントは道路の向かいとのことです。最近天璋院像もできました。篤姫効果だそうです。像は鶴丸城跡にありますが、二つは少し離れています。
 仙巌園も世界遺産に認定されています。別料金でボランティアの案内人をお願いしました。出発時間が決まっているそうですが、私たちしかいないので独占状態で説明を受けました。あっ!世界遺産は中にある鉄を溶かす反射炉です。ここは島津斉彬が縁の場所です。なお、島津斉彬は吊りが大好きで自分で釣った鯖にあたって死んだそうです。明治になり廃藩置県で城を取り壊したのち島津家はここでくらしたそうです。
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13/18 平成27(2015)年9月8日(火曜日)】 宮崎:飫肥城下町
 クーポンを購入すると街中の店で名物を交換してくれます。結局街中を一周させられますが・・・・なかなかいい制度です。
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14/18 平成27(2015)年9月9日(水曜日)】 鹿児島:霧島神社、宮崎:天岩戸神社
 早朝に訪れたこともあり、荘厳な雰囲気に包まれていました。
 写真の石は国歌”君が代”に出てくる”さざれ石”だそうです。

 天岩戸はここの他に三重県にもあるようですが、ここは立派です。前宮の脇から裏に行くと洞窟があります。この洞窟だいぶ崩れています。天照大神が洞窟にこもったとき石の扉を投げ飛ばした天手力男神(アメノタヂカラヲ)がいます。この石は戸隠神社(長野)まで飛んだとさ
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15/18 平成27(2015)年9月10日(木曜日)】 大分:高崎山自然動物園、別府の地獄
 駐車場の建物から道路を超えて水色の歩道橋で高崎山へ行きます。山へは徒歩でも登れますが、写真のトロッコで行くと楽ちんです。さるの群れはB群とC群があり、今はC群が来ているしょうです。来るか来ないかはさるの気分しだいだそうです。サルが来ている間黄色い服の職員が面白おかしくサルの生態を説明してくれます。特に上下関係が面白いです。写真の子ザルは2015年に初めて生まれたあの有名な”シャーロット”です。さすが気品に満ちた顔しているような気がします。
 海地獄、山地獄、かまど地獄、血の池地獄、白池地獄などたくさんの地獄があります。すべてに入場料が必要です。地獄の見学のほかに、かばやワニなども見せられます。温泉卵は店によって値段が違います。
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16/18 平成27(2015)年9月11日(金曜日)】 大分:昭和の町、中津城、島根:津和野
 昭和レトロを味わえるかと行ってみましたが、何ともまぁ・・・・
 中津城はNHK大河ドラマで人気のあった黒田官兵衛の築城によるものです。
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17/18 平成27(2015)年9月12日(土曜日)】 津和野:太鼓谷稲荷神社 → 福井県:敦賀港
 日本五大稲荷の一つです。佐賀県で見た祐徳稲荷もその一つです。
 フェリーは苫小牧から2時間遅れて到着のため、出航も2時間遅れです。
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18/18 平成27(2015)年9月13日(日曜日)】 福井 → 苫小牧 新日本海フェリー
 新日本海フェリーは敦賀→苫小牧東直行便です。能登半島を過ぎると津軽海峡手前までほとんど携帯つながりません。今度の船室は和室です。
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付録 お土産の数々をご覧いれます。】
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